空想からシナリオへ
空想の多くは、筋書きのない絵にすぎない。それをセッションに変えるために、あなたに求めることは3つ。まずは出発点。このゲームで、あなたは誰なのか。私は誰なのか。次に核心。すべてがそこへ向かうべき瞬間だ。最後にリミット。出てきてはならないテーマ、言葉、行為のことだ。
残りは私が引き受ける。台本を一行ずつなぞることはしない。私が枠を定め、その内側で即興する。だから、次に何が来るのか、あなたには決してわからない。アイデアは数行にまとめ、Safe Room(会員エリア)のプロフィールか、リクエストの備考に書いておくこと。よいロールプレイがなぜおもに頭のなかで起きるのかは、精神的な支配についての私のエッセイで扱っている。
尋問
尋問は、ロールプレイのなかでもとりわけ構造がはっきりしている。容疑、取り調べ、自白。あるいは、自白のないまま終わること。尋問は1時間料金に込みだ。あなたは椅子に座るか、拘束される。私は問い、繰り返し、口調とテンポを変える。言い逃れには、そのたびに報いがある。その厳しさは、あらかじめ二人で決めておく。
向いているのは、架空の設定だ。黒幕の名を明かさないスパイ。金を横領した疑いをかけられた社員。もう守れなくなるまで、守り続けなければならないパスワード。マスクトレーニングも1時間料金に込み。マスクが視覚と方向感覚を奪い、あなたは私の声にしか反応しなくなる。鼻と口は、いつもふさがずにおく。言葉だけでどれほどの圧力をかけられるかは、屈辱と言葉による支配のページで示している。
演出された誘拐
誘拐は、数あるシナリオのなかでいちばん手が込んでいる。だから最低180分、つまり3時間のインテンシブが必要になる。すべてはスタジオのなかで行う。送迎はなく、路上で連れ去ることもない。部屋の外では何も起きない。演出するのは、コントロールがあなたの手から滑り落ちていく瞬間だ。目隠し、拘束、そしていつまでいることになるのかわからない場所。
このゲームは無力さを扱う。だからこそ、事前の取り決めはここでいちばん細かくなる。縛られて話せないとき、どの合図を有効とするのか。セーフワードは、どれほど濃密なシーンでも効力を失わない。その背景にある安全の枠組みは、リミットと安全にまとめてある。
軍隊式ドリル
軍隊式ドリルは、体を使って演じるロールプレイだ。私のもとでは最低120分。あなたは報告し、気をつけの姿勢をとり、命令が身につくまで復唱する。姿勢、歩調をそろえた行進、罰としての直立不動。気のゆるみはひとつ残らず書き留め、あとで清算する。魅力は単調さにある。
私は教官を演じる。ここでの制服は衣装であって、信条ではない。実在の軍隊や政治体制の記章やシンボルに、このゲームの居場所はない。腕立て伏せと行進は、あなたの体力に合わせて調整する。腰や膝、循環器に不調があれば、予約の前に伝えること。
私が演じない役
私とのロールプレイは、成人同士に限る。それはフィクションの内側でも変わらない。年齢を題材にした役はない。私のシナリオに登場する人物はすべて成人で、服装、言葉づかい、舞台設定のどれも、それ以外を思わせてはならない。あなたの身のまわりにいる実在の人物を扱うシーンも、演じない。
- 性交なし、オーラルセックスなし。役のなかでも、それは変わらない。
- スタジオの外でのシーンはない。短い序幕であっても同じだ。
- クリニックのシーンは仮装ではなく、独自のルールをもつひとつのプレイだ。詳しくは医療プレイへ。
- シーンをいつ終えるかは私が決める。あなたのセーフワードでも、いつでも終わる。役がそれを決めることはない。
計画・所要時間・料金
尋問、短いロールプレイ、マスクトレーニングなら、1時間に収まる。ドリルには最低2時間をみておくこと。正確な所要時間は、リクエストを受けてから二人で詰める。誘拐なら、カレンダーで3時間のインテンシブを選びなさい。ロールプレイそのものは1時間料金に込み。かかるのは、予約した時間の料金と、Studio 60に直接支払うルーム料金だ。開始時刻ごとに2時間、3時間がいくらになるかは、料金と予約に示してある。
衣装、小道具、部屋についての特別な希望は、事前の話し合いで決める。スタジオが何を用意できるかは、スタジオ次第。私が決めることではない。