どの一打も同じではない
どの一打にも、3つの性質がある。面、重さ、速さだ。広い面は力を散らし、肌を温める。狭い面は力を一点に集め、肌をひりつかせる。重い革は深く鈍く響き、細いケインは表面近くにとどまって鋭い線を描く。そして速さが決める。一打ずつを別々に受け止めるのか、すべてがひとつのリズムに溶け合うのかを。
痛みについてのエッセイで、私は鋭く短い痛みを、あなたをはっきりと目覚めさせる閃光として描いた。ケインは、その痛みをもっとも純粋な形で生む道具だ。余韻も、駆け引きもない。あるのは一打と、その直後の一秒だけ。今何が起きたのかを、あなたが悟る一秒。
ケイン・乗馬鞭・鞭・パドル・手
その日にどの道具を選ぶかは、私が決める。外してほしいものがあれば、事前に伝えること。何が待ち受けているかを知っておけるように、ここに挙げておく。
- 手のひら:もっとも親密な一打。あなたが感じるものを、私も感じるから。温めにも、昔ながらのスパンキングにも向いている。
- パドル:幅が広く、音が大きく、当たりが均一。肌を芯まで温め、線よりも赤みを残すことが多い。
- 乗馬鞭:軽く、正確。先端に小さな革片がつき、狙いすました一打をひとつずつ置くのに使う。
- フロッガーと鞭:何本もの房か、長い一本か。素材と振りしだいで、愛撫にも、切り裂くような一打にもなる。狭い意味での鞭打ちとは、これのことだ。
- ケイン:細く、しなやかで、容赦がない。打つ側にも受ける側にも、もっとも多くの経験を求める。だから、段階を踏んで強めていく流れの最初ではなく、最後に来る。
温めてから、段階を踏んで強める
冷えた肌は、ほとんど何も受けつけない。だから罰はどれも、温めることから始まる。まず手、次に広い面。軽く均一な打撃を、肌に血色がさし、あなたの呼吸が落ち着くまで続ける。道具が細くなり、間が長くなるのは、そのあとだ。
私は一直線には強めない。一連の打撃のあとには間を置く。その間に、あなたは響きが静まっていくのを感じる。次の一連は、前よりわずかに強い。打つのは肉づきのよい場所。主に臀部と太ももの裏で、上背部は慎重に。腎臓のあたり、背骨、関節、首、頭は、常に避ける。全体としてどこまで強くしてよいかは事前に決める。どの一連も、セーフワードですぐに終わる。詳しくはリミットと安全へ。
儀式:数える・礼を言う・姿勢を保つ
私のもとでのケイニングは、成人同士の規律だ。そして規律は、形によって成り立つ。最初の一打の前に、私が示す姿勢をとり、それを保つこと。打つ回数は告げる。あるいは、あえて告げない。
それから、あなたが数える。声に出して、はっきりと、一打ごとに。礼の言葉を添えることも多い。数え間違えたり口ごもったりすれば、その一連は初めからやり直しになるか、回数が増える。どちらになるかは、あらかじめ伝えておく。ルール、儀式、姿勢を複数回のセッションを通じて深めたいなら、奴隷トレーニングがその枠組みになる。子ども時代や若年期をほのめかすシーンは、私のセッションにはない。
跡とアフターケア
跡をつけたまま帰ってよいかどうかは、セッションの途中ではなく、始まる前に決める。どちらの答えも正当だ。見える跡が残らないようにするなら、幅の広い道具を選び、強さもそれに合わせる。ただし、赤みがまったく出ないと正直に約束できる人はいない。跡をつけてよいなら、どこまではっきり残すかは私が決める。
赤みはたいてい数時間で引き、よりはっきりした跡も数日のうちに消えていく。血液をさらさらにする薬を飲んでいる場合や、肌が敏感な場合は、事前に伝えること。肌を傷つけることは、決して私の目的ではない。そうなるずっと手前で、私は止める。セッション直後の時間をどう扱うかは、初めてのセッションに書いた。
時間・料金・組み合わせ
温め、強さの積み上げ、儀式。そのすべてを備えた罰をひととおり行うには、1時間あれば足りる。ケイニングと鞭打ちは、1時間料金に込み。支払うのは予約した時間分の私の料金で、それにStudio 60へ直接支払うルーム料金が加わる。開始時刻ごとの金額は料金と予約に載せている。
打撃に拘束を組み合わせたいなら、あるいはCBT(男性器への痛みと圧迫)のページで書いた、鈍い圧迫へと切り替わる感覚を知りたいなら、時間を少し多めにとること。